落等・・・。
整粒の不足・・・。
と言う厳しい現実が目の前にあります。
内緒の話として
供出では1等を貰ったりもしてますが、全然喜べません。
1等米の比率は全国的にも9月末で7割弱。新潟では2割と言います。
産地たる京都・滋賀・三重の近隣県が例年6割程度という事を勘案すれば
奈良も、今年はもう一つ低いのが実態です。3~4割ぐらいか・・・
今年の1等米は希少であるという程なので、
人並みと言えば人並みの米は作れたのでしょうが
だから?
と言うお話なのでして・・・。
特に耕地面積に劣る奈良県産米に
小規模にもなり得ていない我が家に、量では勝ち目がないのです。

今年も温い間の秋起しに厳冬期のくれかえし、をやるつもりです。
秋起しもあと3分の一。
ダメですね。
稲の声がまだ聞けていないのは自覚するところです。(汗)
キャブレターの調整じゃありませんが、何と言うのか丁度いい所っていうのが・・・ね。
ネジを締めれば、濃くなる。
逆にネジを緩めれば、薄くなる。
それは教科書を見れば書いてあります。
ネジを回すのは誰でもできます。猿でも出来る、多分。
でも、このエンジンを性能一杯で回すには薄いのか、濃過ぎるのか
そこがもう一つ分らないのです。
私の様な素人では取り敢えず回るのが関の山。
それと同じで、
奈良の気候で作るヒノヒカリには・・・
この田には・・・
今年の天気には・・・
どうするのが正解か?
尽きない答えを抱え 正しさなんて ひとつになる日は無い・・・
気がして仕方がないのです。
篤農家の域への道は果てし無くありそうです。
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- 2019/11/19(火) 23:06:24|
- 水稲
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